日本を代表する作曲家・湯浅譲二氏の作品を、もっと身近にお楽しみいただきたいという思いから、2010年より「湯浅譲二作品演奏会」シリーズを開催してまいりました。
湯浅氏は1950年代から現在にいたるまで、日本での活躍のみならず、世界の作曲界を牽引している現役の作曲家です。
今回は「2台ピアノ」「声楽作品」に焦点をあて、1954年に作曲された「サーカス・ヴァリエーション」という初期の作品から近年の作品まで、幅広い年代にわたる作品を取りあげます。子供向けの童謡もあれば、実験的な作品も、という多彩なプログラムです。
本コンサートの楽しみは演奏だけではございません。86歳の誕生日を当日むかえられる湯浅氏をお招きし、上演作品への思いをお聴きします。作曲家自身の生の声によって、作品により親しみを感じることができるのは、現代の作品ならではの醍醐味。
70席ほどの小さな会場ですので、奏者を間近に感じながら息遣いまでお楽しみいただけます。お席が少なめとなっておりますので、ご予約はお早めに。